アーサー・ランサム
遅ればせながら先日やっと、「ツバメ号とアマゾン号」読了。
細かな内容は全く覚えてなかった、、、orz
しかーし。
あー、なんて幸せなんだろう。
こんなに面白い小説、
初めて読む感動を2回も味わえるなんて。
前回読んだのはたしか小学生の時。
学校の図書館で借りて返って、全12冊をひたすら読んだような記憶だけはある。
緑のヨットが何艘も浮かんでいる表紙も覚えてる。
ただ、内容については
ヨットが出てくる。
子供が主人公。
という程度しか覚えてなかった。
でも、そのおかげで、
居残りティティのロビンソークルーソーぶりにニヤニヤ。
屋形船の襲撃シーンで、フリント船長の大げさな演技にもニヤニヤ。
この幸せをあと11冊分も楽しめるとは。
このシーン、小さい時はドキドキしながら読んだんやろなー、とか思いながら読むのもまた楽し。
小学校の時とは、たぶん観点も変わってるんだろうけど、今回は特におかあさんの、子供たちを信じてる台詞が印象深かった。
ジョンがいたずらをしたと疑われてることについて、
「そんなことは絶対にないからっていっといたわ。」
「あなたを知らない人が、あなたのことをなんといおうと、なんと思おうと、そんなことは問題じゃないのよ。勝手に何とでも考えさせとけばいいわ。」って言いきるおかあさんにぐっと来ました。
それではみなさん、ドロール*1。
*1:ワラカラワラ語で、おやすみなさい。ぐっすりねむりなさい。の意。