さて。
先日、いままで生きてきた中で、最も精神的に辛かった誕生日*1を過ごし、歳をまたひとつ重ねました。そして今年は晴れて厄明け。大病もなく、家族に大きな不幸も、、、ま、若干はあったものの、無事厄明けを迎えることができたし、特に今回は、前回日記に書いたイベントを乗り越えることのできたお礼も兼ねて、今日は厄明けのお礼参りにいってきた。


とはいえ、厄の間の3年間も特に祈祷を受けたりしておらず、せいぜい御守りを買った程度。特にどこそこで受けなければいけないということでもないわけで。何処に行こうか考えた末、昨年の年明けに4都寺社仏閣弾丸ツアー*2ってのをやったので、その中でも雰囲気が抜群に良かった春日大社に行くことに。


祈祷所で一番お安い小祈祷、\5k円を申し込み、奥の拝殿?の方へ。この手の祈祷をはじめて受けてみたのだけれど、なんというか、厳かな雰囲気の中、伝統美と様式美の神聖な儀式に圧倒された。
同じ組では2組の厄払いと1組の厄明け(俺)を20分くらい、祝詞とともに一人一人の名前を読んでくれて、自然な気持ちで神様に感謝を奉じることが出来たように思う。
帰りには、立派なお札や御守り、祈祷米などを頂きました。


朝一で祈祷を受けれたので、せっかくここまで来たのにこのまま帰るのももったいないと思い、初めて興福寺の国宝館で千手観音像と阿修羅像を見ることに。個人的には、阿修羅像の後ろに映った「影」が印象深かった。他の十二神将の影は多方向からのライティングでうすぼんやりとしている中で、阿修羅像だけが正面からの光を受け、くっきりと六臂の影が赤い壁面に浮かび上がってるのが、なんか感動したわ。そして自分土産には阿修羅像のポストカードをゲット。Nexusのケースカバーの裏に取り付けた。


普段、ほとんど信心のない∞なので、今後も思い立ったときには、せめて素直に、なにか大きな力に感謝を表そうと思います。

*1:病*機**価1日目、うちの領域は時間切れで書類審査が翌日に延期になった、と噂されていた日

*2:神戸:生田神社、京都:伏見稲荷、奈良:春日大社、大阪:住吉大社を1日で周る