なんだかんだで、家に篭ってたのは最初の日だけで、それなりに有意義に過ごせたこの3連休。
今日は、堺までアルフォンス・ミュシャ展を見に行ってきた。


昔からこの人の絵が大好きで、自主的に、というか積極的に美術館に行ったのは多分この人が初めて*1。で、漫画家やらイラストレーターやらの画集はそれなりに持ってるけど、芸術家の画集を持ってるのもこの人だけ。
勢いのあるぶっとい輪郭線と、それでいて柔らかな質感が絶妙に混在してるのがなんともいえず好き。絵の解説に書いてたけど、これって日本の浮世絵の影響もあったんですってね。
好きな作品はいくつもあるんですけど、有名な「四季」、光と闇の対比がすばらしい「四つの星」、そして統一感のある色彩の見事な「曙(今回は未展示)」と「黄昏」などなど。みんな、一度は見たことあるでしょ。


四季 http://www.h6.dion.ne.jp/~em-em/page176.html
四つの星 http://www.h6.dion.ne.jp/~em-em/page171.html
曙・黄昏 http://www.h6.dion.ne.jp/~em-em/page170.html


場所は堺市立文化館のアルフォンス・ミュシャ館。祝日の午後という時間帯の割には、まぁ、マイナーな場所だからというのもあるだろうけど、中はガラガラでゆっくりじっくり、ミュシャの世界に浸ることが出来ました。眼福眼福。
晩年の代表作、「スラブ叙事詩」も見てみたいんだけど、これ、原寸で見ようと思ったらチェコまで行くしかないのかな・・・最大のもので縦6m横8mとか。全20点。むー。

*1:まぁ、社会見学とか、遠足とかいろいろあるじゃん