今回図書館で借りた本の中では、ペンドラゴンが思いのほかおもしろかった。先日シリーズ2冊目も借りてきた。

ペンドラゴン―失われた都市ファー

ペンドラゴン―失われた都市ファー

異世界SFとして、かなり出来がいいと思う。
世界を支配するため、10の平行世界を次々と危機に陥れるセイント・デインと、それを防ぐべぐデインを追うペンドラゴンを始めとするトラベラー達の戦い。1巻は未開の社会であるデンデュロンでの攻防。2巻は海洋世界のクローラルが舞台と、それぞれの平行世界の設定がおもしろく、いろいろと飽きさせないつくりになっている。
また、登場人物たちも魅力的で、それぞれの成長していく姿がうまく描かれている。
次巻は、1930年代の地球という設定の第一地球が舞台*1。楽しみです。


まったく予備知識無しで借りたシリーズものが面白かったりすると結構得した気分になる。もちろん外れもたくさんあるわけですが。去年読んだ中では、セブンスタワーがそこそこ面白かったです。エターナルマインドや七つの封印はイマイチだった。イマイチのヤツは2巻以降は読んでないけどね!

*1:ちなみに現在の地球は第二地球