ワールドグランプリ2004 4

韓国ラウンド初戦、対ブラジル。
1,2セット目は杉山前衛のローテでうまく切れず、連続ポイントを許す展開。3,4セット目には修正されてきたが、杉山はツボにはまるといいアタックがあるものの、乱れると決定力がほとんどない。っていうか普通センターアタッカーはこんなもんだと思うが、これはやはり大友がすごすぎるといったほうがいいのかも。
あとは、竹下のセットアップが単調なとこ。カットが入ってなかったからセンター線がうまく機能しなかったのは仕方ないが、もっとバックアタックをからませないと。ブロックフォローやフェイントが拾えてないのもマイナス点。フォーメーションのせいかな?
大友、杉山の早い速攻と大山のアタックは十分通用してた。あとはやはりカットを安定させてコンビバレーをしていかんとなー。
栗原はいいとこなかったな。なにやら微熱があるとかで。でも、エースやろ?
「エースってのは、背中でチームをひっぱるもんだ*1。」
顔に元気がない。プレイ云々より気迫が伝わってこなかったのが気になった。
ん、栗原だけの話じゃなく、みんなの疲労もピークに達してることと思う。
もうひとふんばり。がんバレー。


しかし、ブラジルのバレーってのは完成度が高い。カットの返球率、トスの正確さ、レシーブ力、ブロック&フェイントフォロー。基本となるプレーの精度の高さがホントにすごい。これらの基礎力があってこそ、アタックが活きてくるんよな。
アテネでは初戦で当るこのチームに対して、はたして突破口はあるのか?
ま、ブラジルは今回始めてセットを落としたわけで、このあたり、日本が取れたセットを分析して五輪本戦にうまく活かせることが出来れば、あるいは。。。


追記:スマネ。ブラジル、第1ラウンド(タイ)で2セット落としてました。


あ、トイレに行ってる間に終わってしもた、、、


VSブラジル
1−3
大山、栗原、杉山、大友、高橋、竹下、成田
木村、大村

*1:byリベロ革命13巻