修羅の刻

今日買った月刊マガジンを見て。巻頭に修羅の刻のアニメの話が載ってた。
いまやってる「武蔵編」の次は、OPでこれでもか、と流れてた土方や沖田の映像から、てっきり「風雲幕末編」だと思ってた。ところが記事では、なんと次のエピソードは「寛永御前試合編」、ということだった。
んー、今年は大河が新選組やし2,3巻が幕末編やし(1巻が武蔵編)、ということで、流れからいっても、先に書いたOPの映像からいっても間違いなかろう、アニメはどこまでいくんかなー、まさかアメリカ西部編はやらんやろなー、とは思っていたんだが。
この「刻」シリーズ。基本的には正史に隠れた陸奥の活躍を描いている為、それなりにメジャーな出来事がテーマに選ばれていることが多い。なので物語としては歴史上の人物にスポットライトが当たっていて陸奥はあくまでも裏方に徹している。
でも、「寛永御前試合」は比較的マイナーだよね、きっと。ま、実際俺は知らなんだ。ということで有名どころはでてるものの(柳生十兵衛とか、武蔵の弟子の宮本伊織とか)、歴史を動かすほどの大事件が起こったわけでもなく、そのせいか著者も自由に描けたのか、陸奥が前面に出てて活躍してるのが小気味よい。それもあって、主人公の天斗は、刻の中では一番好きな陸奥でもあるので、うれしい誤算といったところか。
っていうか、アニメの武蔵編はつまんないんだけどね。。。どうなんだ、あれは。引っ張りすぎ。


ついでに各巻のテーマを参考までに。


武蔵編・・・1巻
風雲幕末編(坂本竜馬)・・・2巻
風雲幕末編(新選組)・・・3巻
アメリカ西部編・・・4巻
寛永御前試合編・・・5,6巻
源義経編・・・7〜10巻
織田信長編・・・11〜13巻(+13巻裏)
西郷四郎編・・・14巻


ああ。そういえば、愛蔵版はアニメの順番で出てるのか。なるほど。