こないだ借りた本、新刊を買ったりiPhone触るのに忙しかったりで、電車の中で読む暇がなく、結局半分ほど読まずに返却。仕方ないので再度借り。新しいのだけ書く。


真田太平記 1 岩櫃の城 池波正太郎
冬の月 富永徳子
そして、僕らは風になる 田中渉
海竜めざめる ジョン・ウィンダム


この10月も、読書の秋とかまったく関係なくいつものように、かなり本を読んだように思うが、なかでも、レインツリーの国、医学のたまご、あしたのロボットなど、どれもが今年の俺ランキングでtopをとってもおかしくないぐらいの出来だった。
ではちょっと書評っぽく。
レインツリーの国は、文体というか作中の会話が大阪弁大阪弁って、活字にするともっさりしてて、テンポも悪く、いわゆる大阪弁のよさってのが薄れる気がして余り好きではないんだけれども。この人の文では、全然そんなことなく読ませてくれるのがすごいと思う。阪急電車もそうだった。
有川浩海堂尊瀬名秀明(は前からだ)と、この先ずっと、おっかけていきたいと思える作家さんが増えるのはうれしい。