PSP改造その1導入準備編

少し前に、PSPも欲しいなぁ、でも昔好きだったゲームはまだ(アーカイブスで)でてないしなぁ。ってなことを書いたんすが、


ないのなら作ってしまえばいいじゃない♪


と無謀なことを思いついてしまった(きっかけはPSP Style3という雑誌)。
[rakuten:book:12678857:detail]
もちろん作るといっても、一から全部ということではなくて、PSのゲームディスクからデータを吸い出して、それをPSPで遊んでしまおうという企画。
ということで、これから数回にわたって、改造素人の∞がアザアザ他PSのゲームをPSPで動かすまで、をお送りする。


あ。ちなみにこれらの作業は限りなくブラックです。当然、PSPの故障などによるサポートは受けられなくなるし、場合によっては犯罪行為となるものも含まれる(かもしれない)ので、この記事を参考にいっちょ俺もやってみっか!という人は自己責任(便利な言葉だなぁ)でお願いしやす。


第1回は導入準備編
吸い出したゲームはそのままではPSPで動かないため「カスタムファームウェア(以下CFW)の導入」を行わないといけないわけだが、これが素人にはかなり手強い作業となる。
いくつか方法があるので費用が安い順に列記。


イ)詳しい友人にお願いする
近くにそういう人がいるのならオススメ。いないのなら当然不可ですな。∞の場合、トンちゃんに頼めればなぁ、と思っていたが、ヤツも人に頼んだとかであまり詳しくない様子だったので諦めた。ちっ。(料金:無料。ちゃんとお礼はしろよっ)


ロ)ヤフオクなどで代行業者に頼む
次にお手軽なのはコレ。PSP本体を送るとCFW導入済みのPSPが送り返されてくるという親切設計。それなりのリスク(トンズラされる等)はあるらしいので評価等を要確認で。CFW導入代行などで検索してみてちょ。(料金:1k〜2k円)
参考
ヤフオク(既に終了)
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w18052568
Free club
http://kurousagi1.blog95.fc2.com/


ハ)ヤフオクor海外サイトなどでCWF導入に必要なアイテムを購入する。
CFWの導入には一般的に、
1.パンドラバッテリー
2.マジックメモリースティック(以下MMS)
の2つのアイテムが必要。
両方とも、市販の純正バッテリーとメモリースティックPRO Duo(128MB以上4GB以下、SONY純正でなくてもok)にある作業を行えば作成できるのだが、その作業には既にCFWを導入したPSPが必要・・・って卵が先か鶏が先かじゃねーんだから!
まぁ、作れないのなら買っちゃえば?ということ。
場合によってはこちらからバッテリーとメモステを送って、作成だけお願いすることもできるようです。(料金:材料費込みで8k〜10k)
参考
ヤフオク(記事書いた時点であと2時間)
http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m47249418
Codejunkies(MAX POWER TOOL等、MMSは含まれていない)http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m47249418


ニ)手間とお金をかけても自分でぜーんぶやってしまう
実はパンドラバッテリーはバッテリーの分解という非常に危険な作業を伴うものの自力で作れるし、MMSもPCのみで作れちゃいます。リスクは最悪の場合、バッテリーの分解に失敗すると【バッテリー爆発→指が吹っ飛ぶ】ぐらいですってよ♪アハハ(料金:バッテリ4.4k円、メモステ1G3k円、計7.4k+α)
一見、ハ)の方法に比べて安い、と思うかもしれないけれど、バッテリの改造は思った以上にデリケートな作業。爆発することこそは稀だと思うけれども、失敗すると当然バッテリーはお釈迦。下手すればPSP本体までも故障なんてことになりかねないし。+αはそういう意味です。
参考
PSP2000単体でCFW
http://endless.sub.jp/another/archives/2007/11/psp2000cfw.html#more
How to make Pandora Battery using original slim battery
http://www.youtube.com/watch?v=ZKFnuCfTPZo
PSP PCのみで各MMS作成
http://dodemok.seesaa.net/article/63744329.html


さて、∞がとった方法は、ニ)!もう一度言おう、ニ)!
うちはさる特殊な事情により、通販が非常に制限された家なので、消去法でいくとニ)しかないのです。指は大事なので慎重にいきますですよ。トホホ。


それでは必要物品の準備に入るとしよう。
まずはコレがなければ始まらない、ということで、買ってきましたPSP-2000ディープレッド・バリューパック。新発売ということもあって、実際に手にとって本体を確認できなかったのがちょっと不安だったけど、もっとチープな感じかと思ってたら意外と悪くない。

※保護シール等貼り付け済み。左のほうに写りこんでるのはおじゃる丸のぬいぐるみだっ
正直使い物にならない32Mのメモステやケースは全く必要なかったが、赤が好きなのでしょうがない。(22800円)
データ保存用としてSanDisk製のメモステPROデュオ4GBを購入(7000円ぐらい)
同時に液晶保護カバーと本体防護シールも買った。こういうの貼るの苦手なんだよ・・・(819円+600円?ぐらいだったか)
同時購入ソフトはもちろんジオンの系譜。あとからよく考えると、これも吸出しできるじゃーんと思った。ちぇ。まぁ、販売されているものをわざわざ不正手段使ってまでやろうとは思わないということにしておく。(4500円)
あと、PSP-2000用純正バッテリとMMS用の1GメモステPRO Duo。(7360円)
バッテリ改造ではLSIの足と基盤を切り離す必要があるため、参考サイトで紹介のあった、眉整え用はさみ、それに加えてメンディングテープ、虫眼鏡を百均で買ってきた。(315円)(実際には百均で買ったせいか、眉整え用はさみの切れが悪くて完全に切り離せなかったので、家で眠ってたOLFAのデザインナイフを使った)
以上、計43400円。純粋にCFWの為の費用としては約7700円っすね。
さぁ、準備は出来た。次回は導入編